カーボブロッカーとシュガーバンの併用で本当に効果アップ?違いを徹底比較!

最近流行りの糖質の吸収を抑えるサプリメント。炭水化物などの吸収をブロックし、飲むだけで太りにくくなるというダイエット商品です。

日本製はコスパが悪いため、海外製サプリが人気ですよね。

その中でも『カーボブロッカー』『シュガーバン』は特に評価が高く、ネットではどちらかを使っている人がほとんど。

今回は、そのカーボブロッカーとシュガーバンの違いを詳しく比較しました。また、併用することでダイエット効果がアップするのかについても検証しました。

両方試したことのある管理人が書いていますので、どちらを買おうか迷っている人は参考にしてくださいね!

カーボブロッカーとシュガーバンの併用でダイエット効果はアップする?

カーボブロッカーとシュガーバンのボトル

カーボブロッカーの正式名称は、『マキシマムストレングス・3in1・カーボブロッカー』(Maximum Strength 3-in-1 Carb Blocker)といいます。

炭水化物(糖質)の吸収を抑える効果に加え、脂質の消化や代謝をサポートする効果もあるとされています。

シュガーバン(Sugar Ban)も似た効果が期待できるサプリメント。糖質の吸収を抑制し、血糖値を下げる効果があるとされています。

カーボブロッカーとシュガーバンはどちらも”糖質の吸収抑制”をメインとしたサプリです。この2つを併用することでダイエット効果がアップするとも言われていますが、本当にそうなのでしょうか?

その答えを知るには、両者の違いを詳しく知る必要があるのです。

⇒ カーボブロッカーの口コミはこちら

⇒ シュガーバンの口コミはこちら

カーボブロッカーとシュガーバンの成分の違いを比較!

それではさっそく、カーボブロッカーとシュガーバンの成分を比較していきましょう!

両者の配合成分は以下のようになっています。

カーボブロッカーシュガーバン
白インゲン豆エキス・クロム・リパーゼ・プロテアーゼ・シナモン・亜麻仁油・黒胡椒エキス・ジンジャーエキスギムネマシルベスタ・クロム・グレープフルーツペクチン・プルランなど

カーボブロッカーとシュガーバンのタブレット

糖質ブロックの成分が違う

上の表で赤文字で書いたものが、炭水化物など糖質の吸収を抑えるのに重要な成分です。

カーボブロッカーは『白インゲン豆エキス』なのに対し、シュガーバンは『ギムネマシルベスタ』となっていますね。

クロムは両方に配合

クロム(クロミウム)も糖質の代謝に関わる成分ですが、これはカーボブロッカー・シュガーバンともに含まれています。

クロムは血糖値の上昇を抑える働きのある必須ミネラルです。

ちなみに、シュガーバンに含まれるペクチン(グレープフルーツペクチン)も血糖値の安定に役立つ成分です。

白インゲン豆エキスとギムネマシルベスタの効果の違いとは?

カーボブロッカーに含まれる白インゲン豆エキスと、シュガーバンに含まれるギムネマシルベスタの違いが分かれば、両者の効果の違いも理解できることになります。

それぞれの働きについて簡単に解説していきますね♪

白インゲン豆エキス(ホワイトキドニービーン)

ホワイトキドニービーン(白インゲン豆)

白インゲン豆エキスは『ホワイトキドニービーン』とも呼ばれます。ファビノールという成分が含まれていて、これがダイエットに役立つとされています。

ファビノールはα-アミラーゼという消化酵素の働きを抑え、炭水化物など糖質の吸収を防ぐ作用があります。

膵臓(すいぞう)で分泌されるα-アミラーゼによって炭水化物はブドウ糖に分解されます。ファビノールにはα-アミラーゼの働きを弱める効果があるため、糖質の分解や吸収を抑制できるのです。

ホワイトキドニービーンのダイエット効果・作用機序

ギムネマシルベスタ(ギムネマ)

ギムネマ・シルベスタ(Gymnema Sylvestre)

ギムネマシルベスタはインドなどに自生するハーブの一種。『ギムネマ』と略して呼ばれることも多いです。

こちらも炭水化物などの糖質の吸収を抑える成分。ただし、消化酵素に働きかけるのではなく、小腸で直接作用するものです。

ギムネマに含まれるギムネマ酸は、糖を吸収する小腸の受容体に先回りして結合します。受容体がブロックされ糖質が体に吸収されにくくなると、中性脂肪として体に蓄えられにくくなります。

その結果、炭水化物や甘い物を食べても太りにくくなるのです。

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糖質を抑える作用自体は同じ

白インゲン豆とギムネマ、どちらも糖質の吸収を抑える効果自体は同じで、そのプロセスが違うというだけです。

  • 白インゲン豆 ⇒ 消化酵素を抑制し、糖が吸収されにくくする
  • ギムネマ ⇒ 小腸の受容体をブロックし、糖の吸収を抑える

どちらの方が効果があるかは比較されていないようですが、両成分とも学術論文で効果が検証されている成分です。

”糖質ブロック”という同じ効果があると理解しておけばいいでしょう。

より強力に糖質(炭水化物)をブロックしたい人は併用もアリ!

糖質・炭水化物制限ダイエット

以上のように、カーボブロッカーとシュガーバンは両方とも糖質の吸収を抑えるサプリです。成分とその作用は異なりますが、糖質を吸収されにくくする効果は両方ともあります。

では、両方を併用することでより強力な効果は得られるのでしょうか?

その答えはYesであり、Noでもあります。

なんで曖昧な答えになるかと言うと、サプリの効果には個人差がどうしてもつきものだから。

カーボブロッカーのように消化酵素に働きかけた方が糖質の吸収が効率良く抑えられる人もいるかもしれませんし、シュガーバンのように小腸の受容体をブロックした方が効く人もいるかもしれません。

作用自体は異なるので、併用することで糖質の吸収を強力に抑えれる人もいるはずです!

なので、より効率良くダイエットしたい人は併用してもいいでしょう。

「お金がもったいないな…」と思う人はとりあえずどちらかを試してみればいいと思います。

どちらを買おうか迷っている人のために、カーボブロッカーとシュガーバンの特徴をもう少し詳しく説明させてもらいますね。

カーボブロッカーは脂質の消化・代謝もサポート

実は、カーボブロッカーの効果は糖質の吸収をブロックするだけではありません。

消化酵素であるリパーゼとプロテアーゼなども配合されていて、脂質やタンパク質の消化をサポートする効果も期待できるんです。

シュガーバンは糖質ブロック以外の効果は弱いので、脂っこいものや肉類をよく食べる人にはカーボブロッカーの方がオススメです。

飲みやすさはシュガーバンに軍配

サプリメントは継続して服用するものなので、飲みやすさも大事。

飲みやすさではシュガーバンの方がオススメです。

カーボブロッカーはカプセルのサイズが大きく、シュガーバンと比べると1.5倍以上の大きさです。水なしではまず飲み込めません。

カーボブロッカーとシュガーバンのタブレットの大きさ

しかも、カーボブロッカーはちょっと臭いです。形容しにくい独特の匂いがするんです…

シュガーバンは黒砂糖と薬草を混ぜたような匂いがしますが、甘い物が嫌いでなければ慣れることができると思います。

私は今でもカーボブロッカーの匂いは少し苦手で、シュガーバンの方が飲みやすいですね。

コスパは飲み方(服用量)によります

サプリメントはある程度継続する必要があるので、やはり値段が気になりますよね?

カーボブロッカーとシュガーバンの両方販売している『オオサカ堂』というサイトの価格を比較すると、次のようになっていました。

カーボブロッカーシュガーバン
価格3,803円2,575円
価格(1錠当たり)約25円約35円
容量150錠75錠
用法1回2粒、1日2回食前15分前に1~3錠

※為替レートによって価格は変わります。

カーボブロッカーの方が値段が少し高いものの、1本150錠入りでシュガーバンの2倍の容量です。

1錠の価格はカーボブロッカーの方が安いのですが、メーカー推奨の服用量が異なるため、どちらがコスパが良いかは単純には言えません。

コスパの良さは飲み方によるので、自分に合っている方を使い続けた方がいいでしょう。

ちなみに、カーボブロッカーは75錠入りの商品もありますが、1錠当たりの価格は150錠入りの方が安くお買い得です。カーボブロッカーを購入するなら『150錠』と書かれた方を選んでくださいね。

私は最初75錠入りの方を買ってしまい後悔したので…

ここで紹介したオオサカ堂の最新価格は下記リンクより確認してください。

⇒ カーボブロッカー(150錠)の販売ページ

⇒ シュガーバンの販売ページ

ゼニカル(オルリファスト)との併用の方が効果的

先ほど「カーボブロッカーとシュガーバンの併用はアリ」と書きましたが、実はもっとオススメの組み合わせがあります。

それは、『ゼニカル』というダイエット薬との併用です!

カーボブロッカー・シュガーバン・ゼニカル

ゼニカルはオルリスタットという有効成分を含む医薬品。日本では認可されていませんが、海外では超メジャーなダイエット薬です。

ゼニカルは腸の消化酵素に作用して、脂質が体内に吸収されるのを抑える効果があります。吸収されなかった脂質は便として排出されます。

簡単に言うと、食事から摂取した脂を便としてそのまま出してしまうお薬ですね。

カーボブロッカー・シュガーバンとゼニカル(オルリスタット)の効果の違い

カーボブロッカーやシュガーバンは主に炭水化物(糖質)の吸収をブロックしますが、ゼニカルは脂質をブロックします。使う目的が全く違うので、併用することで相乗効果が期待できるというワケです。

似た効果をもつカーボブロッカーとシュガーバンの併用より、ゼニカルとの併用の方がダイエットには効果的だと思います。

ネットでの口コミを見ても、カーボブロッカーやシュガーバンとゼニカルの併用で減量に成功したという報告が多いです。

もちろん3種類全部使うのがベストですが、2つを選ぶなら「カーボブロッカー×ゼニカル」もしくは「シュガーバン×ゼニカル」の組み合わせの方が効果がでやすいでしょう。

ゼニカルには『オルリファスト』という格安のジェネリック薬があります。成分量はゼニカルと同じなので、少しでも節約したい人にはオルリファストがオススメですよ!

まとめ

  • カーボブロッカー・シュガーバンともに糖質の吸収を抑える効果が期待
  • 糖質を抑える成分は両者で異なる
  • カーボブロッカーは白インゲン豆エキスが配合
  • シュガーバンはギムネマシルベスタが配合
  • 作用は違うため併用は可能ですが、どちらかでも十分です
  • 脂をカットするゼニカル(オルリファスト)との併用の方がオススメです

カーボブロッカー・シュガーバンともに評価の高いサプリですが、無理して併用することはないと思います。

個人的には、効果が全く違うゼニカル(オルリファスト) との併用の方がオススメです☆