パントガールは定評のある育毛サプリメントなので、単体でも十分な育毛効果を実感できる女性もいますよね。
ただ、やはり育毛は個人差がスゴく大きいもの。
薄毛の原因や進行具合によっては、パントガールだけでは完全に回復できないことがあるようです。
そんな人が試してみるべきなのは他の育毛剤との併用です!
パントガールとよく併用されるのはパントスチンという育毛剤ですね。海外で評判の育毛剤でパントガールと一緒に個人輸入する方が多いです。
そこで、今回はパントガールとパントスチンの併用で本当に効果があるのかを検証してみました。
リアップやロゲインなどのミノキシジル育毛剤との併用についても解説しているので、パントガールだけでは満足できない方は参考にしてくださいね♪
パントスチンはDHTを抑える育毛剤
パントスチンは、ドイツの製薬会社メルツ(Merz)が製造している育毛剤。
実は、メルツはパントガールも製造している会社なんです。
育毛商品にかなり力を入れている会社で、ドイツ本国のHPではパントガールとパントスチンをセットで紹介しています。ちなみに、ドイツではパントガールは『Pantovifar』(パントビガール)という製品名で販売されています。
パントスチンの有効成分はアルファトラジオール。この成分は薄毛原因ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える効果があります。
DHTは男性型脱毛症(AGA)を引き起こす男性ホルモンで、アルファトラジオールは5αリダクターゼという酵素をブロックしてDHTの量を減らす働きをします。
女性もAGAになるので、男性ホルモンが原因の薄毛にパントスチンは有効とされています。
パントガールとパントスチン併用で育毛効果はアップする?
パントスチンが男性ホルモンの影響を軽減する効果があるのに対し、パントガールは髪の正常な成長をサポートする働きをします。
パントガールは、ケラチン・L-シスチン・パントテン酸カルシウムなど髪の栄養素が豊富に配合されたサプリ。毛根へ栄養をしっかりと届けることで髪が太く成長するのをサポートしてくれます。
男性ホルモン抑制系のパントスチンとは効果が違うので、パントガールとパントスチンは併用することが可能です。
びまん性脱毛症とFAGA
それぞれの商品の適応症状も違い、パントガールは『びまん性脱毛症』なのに対し、パントスチンは『女性の男性型脱毛症(FAGA)』に効果があるとされています。
びまん性脱毛症とは、髪が全体的に少なくなるタイプの薄毛のこと。栄養不足や生活習慣、加齢などが原因とされています。
FAGAは女性版のAGAのことで、男性のAGAと同じく男性ホルモンが原因です。
育毛剤の効果の違いを理解しよう!
育毛剤やサプリメントの効果は大きく分けて次の2つになります。
- 髪を成長させる効果
- 抜け毛を減らす効果
専門的な言葉で言うと、前者は「髪の成長期を伸ばす」、後者は「髪の休止期を短くする」と言い換えることができます。
髪にはヘアサイクル(毛周期)というのがあり、成長→退行→休止→成長…と生え替わりを繰り返しています。薄毛になると、成長期が短く休止期の期間が長い髪の割合が増えてしまいます。
このヘアサイクルを正常に戻すのが育毛剤やサプリの効果というワケですね。
厳密に分けるのは難しいですが、パントガールは『髪を成長させる効果』、パントスチンは『抜け毛を減らす効果』があると言えるでしょう。
パントガールとパントスチンは成分的にも効能的にも重複しないので、併用することで育毛効果がアップすると考えられます。
もちろん薄毛の原因にもよるので、パントガールだけで効果がなかった場合はパントスチンとの併用を試してみることが大切ですね♪
ちなみに、パントスチンはパントガールと同様に副作用の少ない育毛剤なので、一緒に使っても体に大きな負担はかからないと思います。
ミノキシジルとパントガールも併用可能です!
ミノキシジルとパントガールも併用可能で、オオサカ堂のレビューを見ると2つを併用している女性がスゴく多いです☆
ミノキシジルは発毛成分と言われていて、頭皮の血行改善や成長因子を活性化させる効果があります。先ほどの育毛剤の分類だと『髪を成長させる効果』に当たるのではないでしょうか。
髪の成長をサポートするという意味ではパントガールとミノキシジルの役割は近いのかもしれませんが、成分は全く違うので併用は特に問題ないとのこと。
女性用のミノキシジル育毛剤には、リアップリジェンヌ・女性用ロゲイン(Women’s Rogaine)・フォリックスFR02などがあります。
日本で購入できるリアップリジェンヌが成分量1%なのに対して、海外製のロゲインとスペクトラルUHPは2%。価格も海外製の方が圧倒的に安いので、オオサカ堂などの通販サイトで購入した方がコスパはいいですよ♪
パントスチンとミノキシジルは?
パントスチンとミノキシジルを併用している人も多く、使い分けている女性もいますね。
どちらも塗るタイプの育毛剤なので同時には使用できません。朝はミノキシジル、夜はパントスチン、といった具合に時間を変えて使うのがいいと思います。
海外の育毛フォーラム(掲示板)では、パントスチンとミノキシジル2%育毛剤を使用した男性が経過を写真付きで報告していました。
左が使用前、中央と右が使用4ヶ月後の写真。
生え際やM字ハゲが改善しているように見えますね!
男性はフィナステリド(製品名プロペシア)を使って男性ホルモンの影響を抑えることができるのですが、副作用が心配な方は代わりにパントスチンを使うようです。
この男性はミノキシジル2%の育毛剤を使っています。男性用のミノキシジルにはもっと高濃度(15%以上)の商品もあるのですが、この方は女性用の副作用が少ない育毛剤を使っています。
パントスチンとミノキシジル2%という女性でも使える育毛剤の併用で、短期間で効果があったと聞くと希望がもてますよね(^^)
単体で効果がない場合は複数の育毛剤の併用がオススメです
パントガール・パントスチン・ミノキシジル、どれも医学的に効果が調べられた育毛商品なので、当然どれか一つだけでも効果が期待できます。
ただ、薄毛の原因や進行具合によっては単体では十分な育毛効果が得られないケースがあります。
そのような時には、成分の違う育毛剤の併用がベストだと思います。
パントガールとパントスチンのように役割の違うものを使うことで、相乗効果が期待できる人もいるでしょう。
化粧品のように、育毛剤も自分の体質に合った商品を選ぶことが大切ですね☆
まとめ
- 育毛剤の成分はそれぞれ効果が違う
- パントガールとパントスチンは役割が違うので併用可能!
- ミノキシジルとの併用もでき、安くて成分量の多い海外製品がオススメ
- パントガール単体で効果がない方は他の育毛剤との併用を検討してみては?
パントガールとパントスチンの効果についてもっと知りたい人は、こちらの記事を参考にしてくださいねm(_ _)m