プリオリンの効果を私的調査!パントガールの育毛成分と比較してどうなの?

パントガールから移行する女性が多いと噂のプリオリン。

育毛に詳しい女性の中には、この育毛サプリメントのことを聞いたことがあるかもしれませんね。

プリオリンは海外製サプリなので、日本ではなかなか正確な情報を得にくいもの。パントガールとの違いなども正直よく分かりませんよね…

そこで今回はプリオリンの成分の効果や、パントガールとの比較を詳しく調べてみました♪

オオサカ堂でプリオリンを実際に購入して、私の簡単なレビューも書いてますので参考にしてみてくださいね。

⇒ プリオリンの超参考になる口コミはこちら!

プリオリンの効果を成分から分析!

プリオリン(Priorin)の効果を理解するには、その配合成分を見るのが一番大切ですね。

プリオリンの有効成分は、ミレットエキス・パントテン酸カルシウム・L-シスチンの3つ。

海外の公式サイトには、ビオチンも含有と書かれていますが、日本で現在個人輸入できるプリオリンにはビオチンは配合されていないようです。

それでは、さっそく各成分の効果効能について見ていきましょう!

ミレットエキス(Millet Extract)

ミレットエキス

ミレットエキスはイネ科の植物から抽出したキビのエキスで、『ミレット』は雑穀という意味。

ヨーロッパ方面では古くから育毛効果が知られていて、髪の健康をサポートするため頭皮に塗ったりしていたそうです。

ミレットエキスはL-シスチン・メチオニン・ケイ素・亜鉛・ビタミンB類など髪にいい栄養分が豊富に含まれています。

特にL-シスチンやメチオニンという髪にとって大切なアミノ酸が含まれていることがポイント。

髪の90%以上はケラチンというタンパク質でつくられていて、そのケラチンの合成に必要なアミノ酸がL-シスチンやメチオニンといった必須アミノ酸です。つまり、髪をつくるためのアミノ酸がミレットエキスには豊富に含まれているということですね!

その他のケイ素や亜鉛といったミネラルも髪にとっては大切。ケイ素はコラーゲンを強化する成分で、髪や爪の健康を促進してくれるとのこと。

ミレットエキスの育毛効果は、なんと臨床試験でも確認されているんです!

抗がん剤治療中の患者にミレットエキスを摂取してもらったところ、脱毛の症状が緩和されたと報告されています。

A case-control study of Panicum Miliaceum in the treatment of cancer chemotherapy-induced alopecia.

L-シスチン(L-Cystine)

ミレットエキスのところで説明させてもらったように、L-シスチンは髪をつくるために必要なアミノ酸の一種です。

髪や爪にとって大切な成分なのはもちろんのこと、肌の新陳代謝を促進する働きもあるとのこと。

シミ・ソバカス・色素沈着を予防する効果があり、ハイチオールCにも使用されている成分として有名ですね。

パントテン酸カルシウム(Calcium D-Pantothenate)

パントテン酸カルシウムは水溶性のビタミンで、ビタミンB5とも呼ばれています。卵やレバーなどの食品に多く含まれている成分です。

パントテン酸にはケラチンを生成する細胞(ケラチノサイト)を活性化させる働きがあり、健康な髪の成長をサポートしてくれる効果が期待できます。

ビタミンCの働きを助ける役割があるので、肌のハリや潤いを保つ効果もあります。

不足すると薄毛・疲労感・食欲不振などを引き起こすことがあるそうです。

臨床試験でも効果が認められています

プリオリンは臨床試験でも効果が認められています

プリオリンは製薬会社が開発しただけあって、その有効性が論文で報告されています。

In hormonally-exacerbated hereditary hair growth disorders in women. Study: W. Gehring et al., Zeitschrift für Hautkrankheiten, Karlsruhe University, H+G 7/8 (75) 419- 423 (2000).

ドイツのカールスルーエ大学が実施した研究で2000年に発表された論文です。

タイトルを日本語訳すると「女性におけるホルモンによって生じた遺伝性の毛髪成長障害について」といった感じでしょうか。かなり固い日本語になってしまいましたが…

この論文では、プリオリンで薄毛治療を受けた女性はプラセボ群(偽薬群)と比較して毛髪の増加が有意に認めらたとのこと。

やはりこうやって医学的に効果が検証されていると安心して服用できますよね。

プリオリンとパントガールの違いを徹底比較

プリオリンとパントガールの違いを徹底比較

以上のように、プリオリンには正常な髪の成長をサポートする成分が豊富に配合されていることが分かりましたね。

では、女性用育毛サプリの定番商品・パントガールとプリオリンにはどのような違いがあるのでしょうか?

どちらもドイツの製薬会社が開発したサプリなので、ライバル商品としてよく比較されます。プリオリンはバイエル薬品、パントガールはメルツが製造しています。

効果を比較するために、両者の有効成分を比較してみましょう♪

プリオリンパントガール
ミレットエキス140mg×
L-シスチン2mg20mg
パントテン酸カルシウム9mg60mg
薬用酵母×100mg
チアミン硝酸塩×60mg

※1カプセル当たりの成分量です。

パントガールの有効成分は、L-シスチン・パントテン酸カルシウム・薬用酵母・チアミンの5種類。プリオリンに含有のミレットエキスは配合されていませんね。

L-シスチンとパントテン酸カルシウムはパントテン酸の方が圧倒的に多く使われています。

この比較表から分かるように、プリオリンの成分で一番大事なのはミレットエキスです!

他の2つに比べて成分量が多いですし、パントガールに唯一含まれていない成分です。

なので、パントガールから移行するか迷っている人が重視すべきなのは、「ミレットエキスの効果が自分にあるかどうか」という点になります。

育毛剤やサプリの効果は個人差が大きいので、実際に使ってみないと分かりません。

パントガールの効果がない人や、効果が頭打ちになっている人は、プリオリンを試してみてもいいかもしれませんね(^^)

プリオリンに副作用ってあるの?

プリオリンに副作用ってあるの?

プリオリンは製薬会社が販売していますが、医薬品ではなくサプリメントなので大きな副作用は特にないとされています。

ただ、アレルギー治療薬や過敏症治療薬との併用は避けた方がいいそうです。

アレグラやザイザルなどの抗ヒスタミン薬ぐらいなら大丈夫だと思いますが、心配な方は医師に相談してくださいね。

妊婦や授乳中の女性のプリオリンの使用については、公式サイトのFAQを読むと次のように書かれています。

Q. Can I use PRIORIN® during pregnancy and breastfeeding?


A. It is recommended that pregnant and breastfeeding women consult with their physician before taking PRIORIN®.

プリオリンを使用する前に医師に相談することを推奨、と書かれていますね。

通販サイトなどには妊娠中でもプリオリンを飲んでOKと書かれている場合がありますが、念のためちゃんと相談した方が良さそうですね。

産後は当然飲んでも大丈夫です。産後の抜け毛や脱毛症で悩む女性は多いですから、きっとプリオリンが役立ってくれるはずです!

プリオリンはラクトースフリーで、グルテンも特に添加していないとのことです。

プリオリンの飲み方・使用方法(服用量)

プリオリンの飲み方・使用方法(服用量)

プリオリンの飲み方・服用方法には2つの段階があります。

使用開始時は『3ヶ月間の集中ケア』を行い、その後は効果を維持するために服用量を減らすという使用方法が推奨されています。

3ヶ月間の集中ケア

飲み始めの3ヶ月間は、プリオリンを1日3粒服用します。

多めにプリオリンを飲み毛根へ豊富な栄養成分を届けることで、髪が生え替わるのを促し、新しい髪の成長をサポートすることができるとのこと。

なぜ”3ヶ月間”かと言うと、髪の成長サイクルが切り替わって髪が成長するには時間がかかるからです。

ヘアサイクル(毛周期)

髪の毛には成長期・退行期・休止期の3つの周期があり、これはヘアサイクル(毛周期)と呼ばれます。

休止期は髪の成長が完全に止まり、新しい髪と生え替わるための期間。一般的に3~4ヶ月ほど続きます。

通常、休止期は全体の10~15%程度の割合で、この割合が増えると薄毛になってしまいます。集中ケアの期間では、毛根へ栄養分を十分に与えることで休止期から成長期への移行を促します。

このような理由で、プリオリンの飲み始めは3ヶ月間の集中ケアが推奨されているんですね。

ちなみに、プリオリンを飲み始めた時に抜け毛が増加する時期があるかもしれませんが、髪の生え替わりなので特に気にする必要はないようです。『初期脱毛』と呼ばれる現象で、育毛剤やサプリの効果がでる前には古い髪が抜けやすいと考えられています。

育毛効果を維持する期間

集中ケアの後は服用量を減らし、プリオリンを1日1粒飲みます。

継続的に栄養を補給していき、新しく生えてきた髪や、他の成長期の髪の成長をサポートしていくということですね。

髪の成長には時間がかかるためどうしても時間が必要。そして育毛は継続することが大切です。

集中ケアの時は出費がかさみますが、その後はパントガールよりも毎月のコストは安くなると思います。

パントガールの効果に満足できない方や、これから育毛サプリを飲み始める方は、プリオリンの集中ケアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ネットの口コミでの評価は?

口コミ評判

プリオリンはパントガールと比較すると、日本ではやはり口コミが少ないですね。

人気通販サイトのオオサカ堂でも、今のところ30件ほどしか購入者レビューがありません。パントガールは全部合わせると1,000件以上あるので、購入には少し躊躇してしまうかもしれませんね。

でもプリオリンを飲んでいる女性の口コミを見ると、パントガールよりも育毛効果があったと報告している方もいます。

パントガールで十分な効果がなく、日本製の成分量が少ないサプリで満足できない方は一度プリオリンを試してみるのがオススメですよ☆

プリオリンの口コミについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

プリオリンの通販最安値&口コミ評判をまとめたよ!(2ch・個人輸入)

プリオリンの私的レビュー

私は普段ルグゼバイブという育毛サプリメントを飲んでいてスゴく満足な効果がでているのですが、前からミレットエキスが気になっていたのでプリオリンを購入してみました。

購入したのはオオサカ堂という私がいつも利用している通販サイト。1箱30錠よりも2箱セットの方が安かったのでまとめ買いしました。他のサイトと比較しても最安値だったと思います。

オオサカ堂で購入したプリオリン

プリオリンは茶色のカプセルで、味や匂いはほとんどなく飲みやすいです。

私はルグゼバイブもの量を減らしてプリオリンを追加で1粒飲んでいたので、今回は集中ケアはやりませんでした。

厳密なプリオリンの効果は分かりませんが、1ヶ月試した感じでは髪の調子もいいし、何となくルグゼバイブの効果を底上げしてくれているような気がしました。

ルグゼバイブはパントガールの上位互換のような商品で、パントガールに馬プラセンタなどを追加したサプリ。パントガールとプリオリンを併用するなら、私が飲んでいるルグゼバイブの方がオススメですよ♪

⇒ ルグゼバイブの詳細はこちら

まとめ

  • プリオリンの有効成分はミレットエキス・L-シスチン・パントテン酸カルシウムの3つ
  • プリオリンの成分には、髪を構成するケラチンの合成をサポートする効果がある
  • パントガールとの大きな違いはミレットエキス
  • パントガールの方が人気だけどプリオリンが合う人もいる
  • 私はルグゼバイブとプリオリンの併用でいい感じ♪

パントガールや、私が飲んでいるルグゼバイブについては次の記事を参考にしてくださいね!

【画像】パントガールの効果が分かる写真をまとめてみたよ!ルグゼバイブの成分をパントガールと徹底比較