日本製の女性用ミノキシジル育毛剤にはリアップリジェンヌしかありませんが、海外製品にはいくつか種類があります。
その中でも知名度抜群のロゲイン。
男性用が有名ですが女性用ロゲインもすごく人気があり、個人輸入代行では定番商品となっています。
今回は、ロゲインとリアップの価格や成分、効果などを詳しく比較してみました。どちらを購入しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
あなたにピッタリな育毛剤がきっと見つかりますよ!
女性用ロゲインとリアップリジェンヌの比較表(価格・成分・メーカー etc.)
まずは、女性用ロゲインとリアップリジェンヌの違いを分かりやすくするため、価格や成分などを表にまとめてみました。
女性用ロゲイン | リアップリジェンヌ | |
---|---|---|
価格 | 2,900円 (2本5,900円) | 4,800円 |
ミノキシジル濃度 | 2% | 1% |
その他の成分 | l-メントール・トコフェロール酢酸エステル・パントテニールエチルエーテル | |
添加物 | アルコール・プロピレングリコール・精製水 | エタノール・1.3-ブチレングリコール・クエン酸・ヒアルロン酸Na |
容量 | 60ml | 60ml |
製造メーカー | Johnson & Johnson(アメリカ) | 大正製薬(日本) |
女性用ロゲインはの価格は、人気通販サイト『オオサカ堂』の販売価格を掲載しています。2本セットで販売されているので、1本当たりの価格で比較してくださいね。
リアップリジェンヌは楽天市場で最安値の価格を載せています。
ロゲインはアメリカ製、リアップは日本製のミノキシジル育毛剤
ロゲイン(Rogaine)はアメリカ製薬大手のJohnson & Johnson社が製造メーカーです。ロゲインは世界で初めて発売されたミノキシジル育毛剤なので、先発医薬品になります。
一方、リアップは日本製のミノキシジル育毛剤で大正製薬から販売されています。女性用リアップは2005年に『リアップレディ』として発売され、現在は『リアップリジェンヌ』という製品名に変更になっています。
どちらも臨床試験が実施されているので、効果や安全性が医学的に確認されています。ミノキシジル育毛剤にはジェネリックもありますが、ロゲインとリアップが一番安心して使えますよ。
販売価格は女性用ロゲインの方が格安です!
女性用ロゲインとリアップを比較して目につくのは価格差ですね。
ロゲインの方が2,000円ほど安く、かなりお買い得になっています!
容量はどちらも60mlで1本で1ヶ月分。1ヶ月2,000円の差ですが、1年で比較すると24,000円もの金額差になります。
育毛剤は長期間使って効果がでるものなので、できるだけコストを抑えたいもの。パントガールなどの育毛サプリを飲むならなおさらです。
価格で選ぶなら、間違いなくロゲインの方がオススメですね☆
女性用ロゲインは通販サイトを利用して簡単に個人輸入できます。下の記事では価格比較をしているので購入の際は参考にしてください。
女性用ロゲインはリアップよりミノキシジル成分濃度が1%高い!発毛効果に違いは?
女性用ロゲインとリアップの違いは価格だけではありません。実は、有効成分ミノキシジルの成分量にも違いがあるんです!
ロゲインがミノキシジル2%濃度なのに対し、リアップリジェンヌは1%しか配合されていません。
ミノキシジル育毛剤は成分濃度が高いほど効果が強いことが分かっています。リアップの臨床試験のデータを見ると、1%と5%では発毛効果に明らかな差がありますね。
薄い色がミノキシジル1%のリアップ、濃い青色のグラフが5%のリアップ。縦軸が毛髪の増加本数です。使用後4週ごとのデータになります。
5%リアップは1%より明らかに発毛効果が高いことが分かりますね。
また、別の臨床試験では2%より5%ミノキシジルの方が効果が強いことも報告されています。
ミノキシジル2%のロゲインと1%のリアップを比較した研究はなかったのですが、これまでのデータからロゲインの方が効果が強いと思います。
海外では女性用ミノキシジル育毛剤は2%が標準となっているので、1%のリアップリジェンヌはちょっと効果が弱いかもしれません。
リアップで満足な効果がなかった方は、女性用ロゲインを試してみてもいいかもしれませんね!
リアップリジェンヌには頭皮環境を整える成分が配合
価格とミノキシジル成分量ではロゲインに軍配が上がりますが、リアップリジェンヌにも良いところはあります!
リアップには、ミノキシジル以外に『メントール』と『フェロール酢酸エステル』という成分が入っています。この2つは、頭皮の痒み・フケを抑える効果があり育毛剤の使用感がアップします。
『パントテニールエチルエーテル』という成分も配合されていて、毛母細胞に栄養を補給する働きがあるとのこと。
これらの成分自体に発毛効果はありませんが、頭皮環境を改善する効果が期待できると思います。
プロピレングリコール不使用で使用感がいい
また、ロゲインには添加物として『プロピレングリコール』が使われています。これは保湿や乳化に役立つ成分なので育毛剤によく使われるのですが、頭皮が痒くなりやすいという声も聞きます。
リアップはプロピレングリコール不使用なので、この成分にアレルギーがある方でも問題なく使えます。
女性用ロゲインで頭皮に痒くなった人でもリアップリジェンヌなら大丈夫かもしれませんね。
痒みが気になるならツゲインもオススメ
ただ、メントールの”スースー感”が嫌いな人はリアップもちょっと使いにくいかもしれません…
そんな人には、ツゲインという育毛剤がオススメです。
ミノキシジル2%配合でプロピレングリコール不使用です。ジェネリックなので価格も安いです。興味があれば、こちらの記事を参考にしてくださいね!
容器が異なるので使用方法には注意を
女性用ロゲインはスポイトを使って塗る育毛剤です。一方、リアップは容器を直接頭皮に押し当てて塗布するタイプです。
使いやすさには個人差があるのでどちらが優れているとは言えませんが、乗り換える人は注意してください。
リアップからロゲインに乗り換えてスポイトが使いにくいと感じる場合、リアップの容器へロゲインの中身を移して使っても問題ありません。
そうするとリアップと同じ使用方法でロゲインが使えちゃいます。ヤフーオークションやメルカリでリアップの空容器が出品されているので、そちらで購入することも可能です。
私が調べた時は男性用リアップ(リアップX5プラス)の容器しか出品されていませんでした。女性用リアップの容器と使い方は同じなので、男性用の容器でも問題はないんですけどね。
女性用ロゲインの使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
ロゲインとリアップは併用してもOK?
女性用ロゲインとリアップリジェンヌは有効成分が同じなので併用してもOKです。
リアップから女性用ロゲインへ乗り換えを検討している方は、最初併用して徐々に移行した方が安心できるかもしれませんね。
ただ、1日の使用量にはご注意を!
ロゲイン・リアップともに1日2回、1回1mlの使用量です。なので、両方を1日2回使うと用量オーバーです。朝ロゲイン、夜リアップという風に使い分けて、1日2ml以上使用しないようにしてください。
女性用ロゲインの効果については次の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね!
まとめ
- 女性用ロゲインとリアップの大きな違いは価格と成分
- ロゲインの方が2,000円ほど安い
- ロゲインの方がミノキシジル成分濃度(成分量)も1%高い
- リアップリジェンヌには使用感アップの成分が配合
- ロゲインはスポイトで塗布する育毛剤でリアップと使用方法が異なる