パントガールのインターナショナル版とオーストリア版の違いは?製造国はスイスとドイツ?

オオサカ堂やアイドラッグストアーなどの通販サイトでは、インターナショナル版とオーストリア版のパントガールが販売されています。

簡単な説明は通販サイトに書いてあるのですが、具体的にどういう違いがあるのかよく分かりませんよね?

私も通販サイトで見るたびにどっちが効果あるんだろー、なんて悩んだりしてました。

そこで、今回はパントガールのインターナショナル版とオーストリア版の違いについて調べてみました♪

世界中で大人気のパントガール

パントガールはドイツの大手製薬会社メルツが製造しています。現在はドイツだけでなく世界中で販売されていて大人気!女性の薄毛治療のスタンダードな商品となっています。

パントガール公式サイトは、なんと39ヶ国もの言語に対応しています(゚∀゚)

パントガール公式サイトは世界中の国々に対応

パントガールが販売されている国をちょっとまとめてみますね。

地域販売国
ヨーロッパオーストリア・ベラルーシ・キプロス・ドイツ・ルクセンブルグ・ラトビア・リトアニア・マルタ島・ロシア・セビリア・スイス・ウクライナ・ウズベキスタン
アフリカ・中東バーレーン・エジプト・ヨルダン・クエート・レバノン・UAE・イエメン
中南米ボリビア・ブラジル・コスタリカ・キューバ・ドミニカ共和国・エクアドル・エルサルバドル・グアテマラ・ホンジュラス・メキシコ・ニカラグア・パナマ・パラグアイ・ペルー・トリニダードトバゴ・ウルグアイ
アジア香港・韓国

これだけ多くの国で販売されているので、もはや世界一の女性用育毛剤と言ってもいいかもしれませんね。

英語やドイツ語、ポルトガル語、中国語、アラビア語バージョンなどのパッケージ(箱)があるようです。

ブラジル人女性になぜか異常に人気

各国のパントガールを調べていて気づいたのが、ブラジルで特に人気だということ。Twitterで「pantogar」と調べるとブラジル人女性のツイートがすごく多かったです。

ブラジル人女性と言えば”美”。

皆さん髪や爪など美容にすごく気をつかっているのでパントガールが大人気なのかもしれませんね。

ブラジル人女性は自己主張が強いので、ネットで目立つだけかもしれませんが(笑)

Twitterの写真を見ると、ポルトガル語版のパントガールは日本で個人輸入できる製品とはパッケージが違うようで、黄色が目立つデザインになっています。ちょっとラテン系っぽい感じなので、お国柄に合わせているのかもしれませんね。

日本版はないの?

パントガールは日本で発売されてないの?と疑問に思う方もいるでしょう。

残念ながら、私の調べた範囲ではパントガールの日本版はありません。発売予定の噂も特にないようですね。

パントガールは通販以外にも病院や美容クリニックで処方してもらうことも可能ですが、実はそのパントガールも海外製品です。

医師が個人輸入して処方しているだけなので、値段の安い通販で購入する方がお買い得です。

アジア圏では香港と韓国でしか正規のパントガールは販売されていません。香港なんて中国語のパッケージもあるので、日本にも早く進出して欲しいですね。

パントガール香港版

パントガール・インターナショナル版とオーストリア版を徹底比較!

ちょっと前置きが長くなりましたが、ここからが本題。パントガールのインターナショナル版オーストリア版に違いがあるのか比較検証していきます!

パントガールの製造国・成分・価格の違いに分けて調べてみました。ちょっと細かい話もあるので飛ばしながら読んでいって下さいね☆

製造国・パッケージの違い

パントガールのインターナショナル版・オーストリア版

まずは製造国の違い。通販サイトでは、パントガールインターナショナル版はスイス製造と記載されています。

スイスの工場で製造され、世界中で流通しているパントガールということでしょう。一部の通販サイトでは”スイス市場向け”と書かれているので、スイスで販売されているパントガールが他の国でも販売されていると理解しておけばいいのだと思います。

こちらは私が購入したインターナショナル版のパントガール。

パントガール・インターナショナル版

パッケージの表面には「Haar und Nageltherapeutikum」とドイツ語が記載されています。日本語訳すると「髪と爪の改善・治療」という意味になります。

その後の小さい文字で書いている「Wirkstoffe: L-Cystin, Calcium-D-pantothenat」は、「作用物質:L-シスチン・パントテン酸カルシウム」という意味。

これはパントガールの主成分ですね。

パッケージにはフランス語とイタリア語も併記されているので、ヨーロッパ向けの商品なのだと思います。

インターナショナル版パントガールにはフランス語とイタリア語も併記

パントガールのオーストリア版はその名の通り、オーストリアで製造されている製品。”ドイツ市場向け”と記載している通販サイトがあるので、オーストリアで製造されたパントガールがドイツでも流通しているのかもしれません。

ただ、パントガールのドイツ版サイトを見ると、ドイツでは「Pantovigar」(パントビガール)という商品名で販売されているようです。

パントガール・ドイツ版

今度はパントガールのオーストリア版サイトを見てみると、通販サイトで販売されているパントガールが掲載されていました。オーストリア市場で流通しているパントガールであることは間違いなさそうです。

パントガールのオーストリア公式サイト

ドイツ市場向けというのは通販サイトの間違いで、”オーストリア製造オーストリア市場向け”が正解なのかもしれませんね。

ややこしいですがオーストリア版も正規品であることは間違いありません!

パッケージにはドイツ語で「Bei Haarausfall und Brüchigen Nägeln」と記載。

日本語訳では「薄毛や壊れやすい爪のために」というような意味です。スイスもオーストリアもドイツ語が公用語の一つのため、どちらの製品もドイツ語が使用されています。

成分の違い

パントガールのインターナショナル版とオーストリア版の成分に違いはないと書いている通販サイトがあるますが、実はけっこう違いがあるようです。

公式サイトの説明書を見ると、インターナショナル版の成分は次のようになっています。

パントテン酸カルシウム60mg・L-シスチン20mg・ケラチン20mg・ビタミンB160mg・薬用酵母100mg・パラアミノ安息香酸20mg・インジゴチン(E132色素)

オーストリア版は添加物の成分量は記載されていませんでしたが、次の成分が使用されています。

パントテン酸カルシウム60mg・L-シスチン220mg・セルロース・ポリビニルピロリドン(ポビドン)・ステアリン酸マグネシウム・二酸化ケイ素・ゼラチン・染料・二酸化チタン(E171色素)・酸化鉄(E172色素)

主成分のパントテン酸カルシウムはどちらも60mgで同じなんですが、L-シスチンの成分量に違いがあります。インターナショナル版が20mgなのに対し、オーストリア版には220mg。10倍以上も配合されているんです。

L-シスチンは髪や爪をつくるケラチンというタンパク質に含まれる成分。育毛だけでなく美白効果などもあります。

ただ、インターナショナル版に含まれているケラチンはオーストリア版には配合されていません。

オーストリア版にもケラチンが含まれていれば成分的には優れていることになるのですが微妙なところですね…

あと、着色料などの添加物にも違いがありますが、効果に直接関係するようなものではないでしょう。

ネットの口コミを見た感じでは効果に大きな差はないようなので、初めてパントガールを飲む人はどちらでもいいと思います。

一方を試してみてイマイチ効果が実感できなければ、もう一方のパントガールを飲んでみるのがおすすめです。

パントガールインターナショナル版説明書(英語)

パントガールオーストリア版説明書(ドイツ語)

価格の違い

パントガールインターナショナル版・オーストリア版にはそれぞれ1箱90錠入りの製品と150錠入りの製品があります。

90錠のパントガールは多くの通販サイトで大体同じ価格で販売されていますが、150錠はインターナショナル版の方が安く販売されていることが多いですね。

150錠2箱セットを販売しているオオサカ堂では1,000円近い金額差があるので、まとめ買いするとコスパはかなりいいですよ。

パントガールの通販価格については次の記事を参考にして下さいね♪

パントガールの通販最安値はオオサカ堂?偽物でない正規品の価格を徹底比較!

パントガールのジェネリックってあるの?

以上、パントガールのインターナショナル版とオーストリア版の違いを比較してみました。成分に違いはあるものの基本的には同じ効果が期待できると思います。

パントガールは普通のサプリメントと違って、医薬品のように臨床試験を行って開発した製品。製造国によって効果が違ったら研究の意味がなくなりますもんね。

医薬品に安価なジェネリックがあるように、パントガールにもジェネリックってないの?と思って調べたのですが、現在のところジェネリックに該当するような製品は発売されていないようです。

ジェネリックではありませんが、2016年に発売されたルグゼバイブという育毛サプリはパントガールを超えるサプリと言われていて人気急上昇中。

ルグゼバイブとは?

私はルグゼバイブも愛用していて、薄毛がかなり改善してきました♪

ルグゼバイブはパントガールの成分はそのままに、馬プラセンタなど12種類の成分を追加した最新の育毛サプリ。

値段も同じくらいなので超お得です!

成分的にはパントガールの上位互換のような商品です。

今後は、パントガールとルグゼバイブが女性用育毛サプリのスタンダードになっていくんじゃないかと勝手に思っています。

よければ私のルグゼバイブ体験談も読んでいって下さいね(^o^)/

ルグゼバイブの効果を実際に購入してレビューしました!(写真つき)

まとめ

  • パントガールは世界中で販売されている大人気の育毛サプリ!
  • インターナショナル版とオーストリア版の大きな違いは配合成分にあり
  • L-シスチンの成分量がオーストリア版の方が多いけれど、ケラチンは含まれていない
  • 150錠入りのパントガールはインターナショナル版の方が少し安くお買い得!
  • パントガールより成分が優秀なルグゼバイブもおすすめです