むくみ解消に役立つ利尿剤のラシックス。そのラシックスの有効成分であるフロセミドの個人輸入が2019年より規制されます。
規制後は個人使用のために輸入することはできなくなります。
高血圧やピル・ミノキシジルなどの副作用対策でも使っている人も多く、手軽に個人輸入できなくなるのはガッカリですよね…
今回はラシックスの規制時期や、現在も通販で購入できるサイトをまとめました。また、ラシックス(フロセミド)の代わりとなる利尿剤についても調べてみました。
ラシックスの規制について知りたい方は参考にしてみてくださいね!
ラシックスの個人輸入は規制されたため、一般人がネット通販で購入できるサイトは現在ありません。
代わりの商品を探している方は、『ラシックスの代わりの利尿剤でオススメは?』からお読みください。
ラシックス(フロセミド)が規制に… いつから個人輸入できなくなる?
ラシックスの有効成分であるフロセミドは、2019年1月1日より個人輸入が規制されます。
規制の経緯について簡単にまとめておきますね。
2017年の6月に『スマートドラッグ』(認知機能改善に効果のある薬)の規制が厚生労働省の医薬品医療機器制度部会で検討され、11月に規制対象予定の薬が発表されました。
その中に、何故かスマートドラッグとは関係のないラシックスまでも含まれていました。他には高血圧や狭心症に使われるインデラルもリストに入っていました。
「ピラセタムやアクセプタ(ストラテラ)は仕方がないとして、なぜ利尿剤のラシックスまで規制?」という声がネットでかなりあり、パブリックコメントでも疑問視する意見がありました。
それでも規制対象外とはならず、2018年11月26日に公表された規制品目にラシックス(フロセミド)は含まれていました。
2019年からは薬監証明がないと輸入できず、個人使用のためにラシックスを通販で入手するのは不可能となります。
フレティックなどジェネリックの通販も規制です
オオサカ堂やベストケンコーなどの個人輸入代行サイトでは、先発薬のラシックスだけでなくジェネリック薬も販売中。それらも当然2019年以降は個人輸入が原則禁止となります。
ラシックスジェネリック薬の商品には、次のようなものがあります。
- フレティック(Furetic)
- フロセミドAL(Furosemid AL)
- フロセミド・タブレット(Furosemide Tablets)
- フロセミド・マイラン(Furosemide Mylan)
- ラシラクトン(Lasilactone)
有効成分フロセミド配合の医薬品は全て個人輸入が禁止となります。規制後はこれらジェネリック薬を購入するのは難しいと考えておいてくださいね。
ラシックス(フロセミド)を通販で販売中のサイト
この記事を作成した時点ではまだ規制前なので、ラシックス(フロセミド)の個人輸入は違法ではありません。
個人輸入で一番人気のラシックスのジェネリック薬『フレティック』を販売中の通販サイトを下の表でまとめました。
価格は為替レートによって変わることがあるので、規制前に購入したいという方は各サイトを直接チェックしてくださいね。
規制のため下記サイトでの販売は終了しました。
代わりの利尿剤としては『トラセミド』が推奨されています。
通販サイト | 1箱 | 2箱 | 送料無料 | ポイント |
---|---|---|---|---|
オオサカ堂 | 1,484円 | 2,307円 | ○ | ○ |
FMマート | 1,800円 | 3,240円 | × | ○ |
TOP | 2,000円 | 2,900円 | ○ | ○ |
ベストドラッグ | 2,290円 | 3,430円 | ○ | ○ |
E-TEN | 2,500円 | 3,700円 | ○ | ○ |
アットアメリカ | 2,800円 | 4,200円 | ○ | × |
エアーストロング | 2,900円 | ○ | × |
オオサカ堂のラシックス(フロセミド)が最安値!発送も早い
オオサカ堂でのラシックス(ジェネリック含む)の販売は終了しました。
私が調べた時はオオサカ堂がフレティックを最安値で販売中。オオサカ堂は個人輸入では最大手のサイトで、20年以上の運営実績があります。
送料無料は当然のこと、ポイントもスゴく貯まりやいです。
オオサカ堂のフレティックはシンガポール発送で約1週間ほどで自宅に届きます。入金確認後は発送の手配を即日してくれるので、商品の到着も早いです。
500件以上のカスタマーレビューが投稿されているので、初めて個人輸入する方は利用者の多いオオサカ堂が安心ですよ。
楽天・Amazonでは通販できません
ラシックス(フロセミド)は医師の処方箋が必要な医薬品。薬局(ドラッグストア)では販売されておらず、楽天市場やAmazonなど国内の通販サイトから購入することはできません。
楽天で「ラシックス」「フロセミド」などと検索しても、全く関係のない商品が表示されるだけです。
ラシックスの規制後は医師から処方してもらうしかありません。
ラシックスの代わりの利尿剤でオススメは?
最後に、ラシックスの規制後に代わりとなる利尿剤を4つご紹介します。ラシックスより体質に合う商品もあるかもしれませんので、参考にしてみてくださいね。
ルプラック(トラセミド)
私が一番オススメなのはトラセミドという利尿剤。ラシックス(フロセミド)と似たタイプの『ループ利尿剤』に分類されます。
アメリカ・イギリス・ドイツなど世界27ヶ国で認可され、日本では『ルプラック』などの商品名で販売されています。
トラセミドはラシックス(フロセミド)よりも、
- 利尿作用が10倍以上強力
- 効果の持続時間が長い
- カリウム不足が起こりにくい
といった特徴があります。
フロセミドよりも良さそうな利尿剤ですよね☆
トラセミドのネットでの口コミを見ると、フロセミドと比較して穏やかな効果と言われていますが、代替品としては十分使えそうな感じです。
試しに買ってみたところ、私の場合だとトラセミドで満足のいく効果が得られました。十分むくみが取れますね。
むくみに対しては特に効きやすく、臨床試験ではフロセミドよりも高い有効性と安全性が示されています。カリウムも排出されにくいので、フロセミドのようにサプリなどで対策しなくても大丈夫かもしれません。
オオサカ堂ではトラセミドの格安ジェネリックがあり、150錠が2,500円以下(1錠約17円)で購入できます。
この値段なら気軽に試しやすいですよね(^^)
アルダクトン(スピロノラクトン)
スピロノラクトンは体内の水分を塩分とともに尿として排出する働きのある医薬品。日本では『アルダクトン』という商品などが販売されています。
ラシックスのような劇的な利尿作用はないようですが、むくみ解消のために個人輸入している人は多いです。
皮脂を抑える働きもあり、ニキビや吹き出物対策に使っている人もいます。また、育毛効果もあり薄毛治療の補助として役立つとのこと。
『ハイレス』(Hyles)というタイ製のジェネリック薬が安くて個人輸入では一番人気です。オオサカ堂では500件以上のカスタマーレビューのある定番商品となっています。
ヒドロクロロチアジド
個人輸入できる他の利尿剤にはヒドロクロロチアジドがあります。日本では処方されることが少ないのですが、むくみ解消に適用があります。
個人輸入代行サイトでは、ヒドロクロロチアジドを25mg配合した『アクアザイド(Aquazide)』という商品が販売されています。
オオサカ堂などの口コミをみると、ラシックスと比べてかなり効き目が穏やかという評価です。利尿作用はそこまで期待できないかもしれませんが、200錠が2,500円前後なのでコスパはなかなか良いです。
クエン酸カリウムのサプリ
最後に紹介するのは、クエン酸カリウム配合のサプリメント。『ポトレート(Portate)』という商品がコスパ抜群で人気です。
クエン酸カリウムには尿の酸性化を防ぐ働きがあり、痛風や高尿酸血症などの治療に使われます。ラシックスなど利尿剤を飲むと尿酸値が上がるので、その補助として使っている人もいます。
カリウムにも利尿作用を高める働きがあり、むくみ解消に役立ったとの声があります。医薬品の副作用を考えると、軽度のむくみ解消ならクエン酸カリウムで十分かもしれませんね。
トラセミドかスピロノラクトンがオススメ!
これまでラシックスを使っていた方は、トラセミドかスピロノラクトンに移行する人が多いようです。
オオサカ堂の口コミを見ると、「嘘のようにむくみが取れた」「穏やかに効く感じ」「ラシックスのように足がつらない」「私にはラシックスより合っている」といったものがあります。
両方とも即効性があるというよりは「ゆっくり効く」人が多く、緩やかに効くため体への負担が少ないと感じる人もいるようです。
トラセミドのジェネリックは1錠17円、スピロノラクトンは1錠30円ほど。どちらもお手頃な値段ですね。
ラシックスの代わりとしては、このどちらかを試してみるのがいいのではないでしょうか?
私は長年使ってきたラシックスからトラセミドへ移行しました。今のところ、むくみに対して満足のいく効果を得られています。
即効性はそこまでありませんが、急激な尿意に襲われることもなくラシックスより使いやすいです。服用量など飲み方を工夫すれば、むくみがひどい人でも大丈夫ではないでしょうか。
オオサカ堂なら150錠が2,500円前後で買えます(1錠17円ほど)。
めちゃくちゃ安いので、ラシックスの代わりを探している人は検討してみてくださいね☆
まとめ
- ラシックス(フロセミド)は2018年上旬に個人輸入が規制
- 規制後は医師の処方箋や指示がないと個人輸入できません
- 現在はフレティックなどのジェネリックを個人輸入で通販可能
- 代わりの利尿剤には、トラセミドやスピロノラクトンなどがある
- 自分の体質に合った商品を使うようにしよう